あけましておめでとうございます。
ヒロです。
本年もどうぞよろしくお願いします。
今回は私の過去の失敗から得た
教訓をお伝えできればと思い
この記事を書きました。
ブラック企業に入ってしまった。
パワハラ上司の元へ配属された。
でもどうやって現状を変えれば
いいのかわからない・・・
そんな時、
どう対処していけばいいのか
お話していきたいと思います。
厚生労働省のデータでも
2018年時点で、約8万件の
パワハラ被害による相談が
あったと言われています。
しかし、相談できない人も
多くいることが予想されますので
実際にはそれ以上です。
また、社会人の自殺者も
毎年7,000人以上と言われ、
その大半は職場が原因で
うつ病を発症しています。
数字を見るだけでも
恐ろしい状況であることは
容易に想像できます。
新年早々、怖い話からはじまり
申し訳ございません。
しかし、現状を知った上で
正しい対処をとって頂き、
2021年は素晴らしい年にして
ほしい思いです。
私自身は現状を変えようと
「ある行動」をとってしまったため
約10年もの間、パワハラ被害を
受け続けることとなりました。
この記事を読んで頂いたあなたが
同じ過ちを繰り返すことにならぬよう
私の経験、全てを伝えたいと思います。
私が受けたパワハラの内容は
今回触れません。
引くと思いますので(笑)
あくまでも
現状を変えたい方に向け
少しでも参考になればとの
思いです。
辛い経験も糧にできなければ
本当に無駄な時間です。
私も最初はそう思っていました。
しかし、今は違います。
辛い経験を経て、
私は家族が一番大切なんだと
気づくことができました。
辛い経験をしたあなただからこそ
その経験を糧に、より良い人生を
切り開いてほしいのです。
少し長くなりますが
本題に入りたいと思います。
【目次】
1.人生最大の過ち
私が犯した人生最大の過ち。
結論からいきましょう。
それは・・・
「今いる環境のまま」
何とかしようとしたことです。
正確に言うと、
パワハラ上司を納得させられるだけの
実力を身につけるべく、
自分をアップデートしたのです。
家族を犠牲にして
勉強し、仕事に没頭しました。
その結果、
個人で年間4,000万円も
売上げれば表彰される業界で
年間1億5,000万円の
売上に貢献しました。
もちろん、
業務量を単純に増やすだけでは
売上を3倍以上も増やせません。
仕事の単価自体を上げることに
フォーカスしたからですが、
今回、仕事のノウハウに関する話は
割愛させて頂きます。
輝かしい結果だと
思うでしょうか?
現状は・・・
・部門の事業計画は大幅改善
・上司の社内評価がUP
・上司の要求はエスカレート
・給料は大して変わらず
・身も心も消耗し、家族仲も険悪に
正直、笑うしかなかったです。
仕事に没頭することが
必ずしも「悪」 という
わけではありません。
関係者は話の通じる相手なのか。
成果は適正に評価されているか。
上記2点が「No」であれば
自分の人生を棒に振る可能性が
非常に高くなります。
早々に環境を変えましょう。
2.本来すべきだった2つのこと
こちらも結論からいきましょう。
それは・・・
1.「環境」を変えるために努力する
2.信頼できる人に相談する
「1」に関して、心の状態に
よっては難しい人もいると思います。
しかし、「2」は今すぐにでも
実行してほしいことです。
私自身、
パワハラ上司を告発すると
決めた時、家族に話しました。
下手をすれば職を失う
可能性もあったからです。
しかし、家族の反応は、
「もっと早く話してほしかった」と
その後の行動も後押ししてくれる
ものでした。
自分がどんなに辛い状況でも
相手に心の内まで分かりません。
ただ辛そうにしている姿だけが
映っているのです。
※告発に至る経緯については
プロフィールに書いています。
よければこちらも読んで頂けると
大変うれしいです。
3.環境を変えるために
ここまで読んで頂いた方には
もう伝わったかもしれませんが、
自分ひとりで環境を変えるより
助けてもらった方が確実です。
ただ、助けてもらう相手を
選ぶことは非常に重要です。
まずは無条件に自分の味方と
なってくれる人が良いでしょう。
家族、親友、あなたにとって
話しやすい相手で構いません。
あなたの気持ちは
あなたにしかわからないかも
しれません。
ただ、相談相手のほうが
客観的に見えていることは
多いものです。
自分が取るべき
次の行動のヒントも
得られるかもしれません。
私の場合、周囲に助言をもらい
「誰」が、どんな「権利」を
持っているのか。
ここをよく考えてみました。
もし私がパワハラの事実を
所属している部門長に
報告していたら?
恐らく解決には
至らなかったでしょう。
部門長の権限は
せいぜい部門内での配置を
変えられる程度です。
人事権などありません。
そして、部門の管理者とはいえ
パワハラ問題に精通している
わけでもありません。
実際、私が告発状を提出したのは
人事部門のトップに対してです。
世の中の全ての人事が
このように考えるわけでは
ないかもしれません。
しかし、パワハラ社員を抱えて
不利益を被るのは会社であり、
そのシワ寄せは人事に来ます。
退職者が出ればコストがかかり、
補充要因の採用でさらにコストが
かかってしまいます。
パワハラ社員がいる限り繰り返しです。
幸い私の場合は
親身に相談に乗って
頂きました。
雇用責任者である
役員に話も通り
パワハラ上司に対し
「退職勧告」を出す 準備も
整いました。
これも、まず家族に相談
したことがきっかけです。
4.まずは信頼できる人に相談
これは必須です。
一人で悩んでいては
いつまでも解決しません。
行動を開始した時、
最初は妻に話しましたが
他に信頼できる人達にも
相談しました。
そうすると、
全員が味方になってくれて
凄く救われました。
思い出すだけで泣きそうです。
・一緒に行動を起こしてくれる人
・むしろ私の行動を待っていた人
・転職先を紹介してくれる人まで
その後は
同じくパワハラ行為を認識
していたであろう人達にも
声を掛けました。
告発状も私だけでなく
約10名の賛同者との
連名で提出しました。
恐らく一人で行動していたら
「私個人の偏った意見」とみなし
和解に持っていかれた
かもしれません。
複数人が同じ意見をぶつけることで
信憑性のあるものになったのです。
5.逃げてもいいんです
パワハラを意識せず
日常的におこなう人間は、
簡単には変わりません。
人の話を聞けない相手とは
向き合うだけ自分が消耗します。
本当は私も自分の身を守るため
さっさと転職すべきだった
のかもしれません。
条件のいい転職先も
紹介してもらえていた
わけですからね。
しかし私の場合は、
慕ってくれる後輩がいて
自分が抜けることで
その後輩に矛先が向くのでは、
という不安がありました。
そういった背景もあり
告発という手段を
とったわけです。
転職や独立にしがらみがなければ
告発なんてお勧めできません。
すぐに環境を変えて下さい。
実際、告発してからも
元上司から何度も連絡がきました 。
しかし、
「謝罪以外、聞く気はない」という
姿勢を貫き通したので、
謝罪を受けてから
言い訳を聞きました(笑)
パワハラを受けた相手に、
告発してからも向き合うなんて、
嫌ですよね?
6.最後に
今回どうしても
お伝えしたかった事なので
何度も言わせて下さい。
まず、
信頼できる人に相談して下さい。
そして、
環境を変えるために行動して下さい。
あなたの勇気ある一歩が
明るい未来を作ります。
2021年があなたにとって
素晴らしい1年となることを
切に願います。